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2016年8月 4日 (木)

ゴジラ60周年ロケ地巡り~『ゴジラvsモスラ』②・『メカゴジラの逆襲』①(東京・千葉)

「ゴジラ60周年ロケ地巡り」といっておきながら、本当はもう62周年。最新作『シン・ゴジラ』も公開され、一体いつになったら完結するのかと自分でも気が遠くなりつつありますが、『ゴジラvsモスラ』ロケ地探訪、続いては東京・千葉編です。今回もいろいろと脱線しながら進めてまいります(最初から言っておきますw)

◆世界貿易センタービルディング
『ゴジラvsモスラ』(1992)より
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浜崎橋JCT付近から上陸しようとするモスラ。以前にも紹介した浜松町の「世界貿易センタービルディング」からのアングルですが、今回はプラモデルのモスラを合成してみました。前にも書いていますが、この東向きアングルは『帰ってきたウルトラマン』(1971)や、『東京湾炎上』(1975)にも出てくるので、比べてみると街並みの変化がよくわかります。

特撮ロケ地巡り~東京・港区編②(世界貿易センタービル)
http://tokusatsu.way-nifty.com/blog/2014/02/post-da66.html

『メカゴジラの逆襲』(1975)より
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こちらは、ゴジラシリーズ第15作『メカゴジラの逆襲』からムガール(演:睦五郎)と津田(演:伊吹徹)が東京の改造計画を語るシーン。

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同じ「世界貿易センタービルディング」の北側、汐留方面の風景が映し出されます。東京はブラックホール第三惑星人に改造されるまでもなく再開発が進み、汐留操車場があった場所は現在「汐留シオサイト」となっています。


『メカゴジラの逆襲』は1975年3月15日に公開。観客動員数は97万人で、ゴジラシリーズのワースト記録となってしまい、本作をもって昭和ゴジラシリーズは終止符を打たれることになります。本多猪四郎監督にとっても最後にメガホンをとった映画となりました。「東宝チャンピオンまつり」の一本であり、ゴジラは子どもたちを守るヒーローとして描かれていますが、本多演出と伊福部昭さんの音楽によって作品自体は重厚な仕上がりとなっています。もしかすると、そのアンマッチが当時の子どもたちや大人のファンには受け入れ難いものだったのかもしれません。正直、私自身も中学生時代に初めてビデオで観たときの印象は暗く、それ以来視聴する機会の少ない作品となっていました。ただ、最近になって改めて観直してみると、学会を追われた真船博士の哀しみや、『怪獣大戦争』にも通じるサイボーグ少女・桂(演:藍とも子)と海洋開発研究所の一之瀬(演:佐々木勝彦)の悲恋など、本多監督らしい大人のドラマがしっかり描かれており、再評価されるべき作品だと感じます。

(2013年4月13日撮影)

東急プラザ赤坂(赤坂エクセルホテル東急)
『ゴジラvsモスラ』(1992)より
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さて、話を『ゴジラvsモスラ』に戻します。コスモスを追って東京に上陸したモスラは、赤坂方面へ進みます。エキストラによる避難シーンは、赤坂見附周辺で撮影されています。

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ロケ地は「赤坂 エクセルホテル東急」の2階にあるショッピングアーケード「東急プラザ赤坂」です。

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このカットは、赤坂見附交番のすぐ隣りにある歩道橋の袂から望遠で撮影。道路標識や街灯の位置が変わっています。

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ちょっと角度が違いましたが、ホテルの外壁の様子などは当時のままです。

『地震列島』(1980)より
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こちらは、1980年に公開された東宝の『地震列島』より、主人公の地球物理学者・川津陽一(演:勝野洋)が自身の研究所へと向かうシーン。

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先の「東急プラザ赤坂」から地下鉄赤坂見附駅の駅ビル「ベルビー赤坂」を望遠で狙ったアングルです。

(2016年7月6日撮影)

◆赤坂見附駅(ベルビー赤坂)
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同じく『地震列島』より、物語中盤で川津陽一が離婚協議のために表参道の割烹料亭へ向かうべく、地下鉄に乗ろうとするシーン。

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川津は矢印で示した出入口から地下へ下りていきます。「ベルビー赤坂」は、1979年の開業以来ファッションビルとして運営されていましたが、2012年に閉店。2013年からは「ビックカメラ赤坂見附駅店」が入居しています。ビックカメラの入居にあたって耐震工事が行われたそうで、1階付近の様子は大幅に変わっています。

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エスカレーターで地下へ下りる川津。駅のホームで妻・裕子(演:松岡嘉代)と待ち合わせをし、2人は銀座線に乗り込みます。地下鉄に乗るまでの一連のカットは手持ちカメラで撮影されているのですが、ゲリラ撮影でしょうか?

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エスカレーターはかなり改装されており、残念ながら当時の面影はありません。

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B1Fの銀座線表参道・渋谷方面行のホームです。大地震発生後、車両から降りた乗客が大挙して押し掛けます。本編はもちろんセットです。なお、銀座線は走行用のレールと並行して給電用のレールが敷かれている第三軌条方式です。非常時とはいえ、実際には線路に降りるのはかなり危険だと思います。

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混乱する赤坂見附駅の構内。現在は改装されており、写真右側の丸ノ内線ホームには、2007年に可動式ホーム柵が設置されました。改装前の様子はネズミツオさんのブログで詳しく紹介されていますが、本編のセットはかなり忠実に再現されたものだったようです。

ネズミツオさんのブログ「三つ子の魂百まで…トラウマニア」
http://ameblo.jp/nezumitsuo/entry-11276114780.html

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再び銀座線のホーム。銀座・浅草方面から地下鉄車両とともに鉄砲水が迫ります。

(2015年7月2日撮影)

◆元赤坂
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本編に登場する川津研究所の外観(玄関)も、実際に赤坂見附のすぐ近くある元赤坂のビルが撮影に使用されています。

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ただし、そのビルは現存せず、現在は綜合警備保障(ALSOK)の本社が入居する「安全ビルレジデンス」に建て替わっています。

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川津研究所の内部はセットだと思われますが、本編をよく見ると、奥の棚の上にはなんと第1作でゴジラを倒したオキシジェン・デストロイヤーが!?

(2016年7月6日撮影)

◆弁慶橋
『ゴジラvsモスラ』(1992)より
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ゴジラネタに戻ったところで、続いては弁慶橋での避難シーン。こちらのロケ地は以前にご紹介済みです。

特撮ロケ地巡り~東京・赤坂見附編①(赤坂見附交差点・弁慶橋)
http://tokusatsu.way-nifty.com/blog/2012/10/post-54dc.html

『007は二度死ぬ』(1967)より
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この弁慶橋付近では、『007は二度死ぬ』でカーチェイスが繰り広げられています。ボンドとアキが乗るボンドカー(トヨタ2000GT)が、敵のアジトである大里化学工業(外観は「ホテルニューオータニ東京」のザ・メイン)の敷地から脱出するシーンです。

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ボンドカーを敵のクラウンが追いかける場面に弁慶橋(空中写真【A】)が一瞬映ります。『007は二度死ぬ』のロケ地については後述。

(2016年7月6日撮影)

◆東京ガーデンテラス紀尾井町
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また横道にそれたところで、赤坂見附にあった旧赤坂プリンスホテル跡地は現在、大型複合市街施設「東京ガーデンテラス紀尾井町」となっています。今年5月から一部店舗が営業を開始し、先日7月27日に正式にグランドオープンしました。

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敷地内にある赤坂御門の石垣の上は「空の広場」として開放されているのですが……

『ウルトラQ』第28話「あけてくれ!」(1967)より
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この「空の広場」ができたお陰で、『ウルトラQ』第28話のオープニングシーンと同じアングルを再現できるようになりました。

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こちらは「東京ガーデンテラス紀尾井町」が建設中だったときの様子です。工事現場の仮囲いには、紀尾井町周辺の昔の写真パネルが掲出されていました。

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「空の広場」があったところは、旧赤坂プリンスホテルのプールでした。

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弁慶橋と赤坂見附交差点を望むこちらの写真パネルは、プールを見下ろす感じで高所から撮影されています。空撮でしょうか。

『大怪獣ガメラ』(1965より)
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ちなみに先の記事で紹介している『大怪獣ガメラ』(1965)のこのカットも、同じように高所からのアングルですが、画面がFIXなのでさすがに空撮ということはないでしょう。

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位置的におそらく「都道府県会館」(写真中央)から撮影されたものではないかと思われます。「都道府県会館」の沿革によると、1960年に千代田区九段からこの地に移転。現在の建物は1999年に建て替えられた3代目とのことです。

『大冒険』(1965)より
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円谷英二さんが特技監督を務めた、クレージーキャッツ結成10周年記念作品『大冒険』のオープニングの空撮映像には、2代目の「都道府県会館」が映っています(画面右下)。ところで、このカットの画面右側中央付近にカーブしたスロープが映っていますが…

『007は二度死ぬ』(1967)より
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それは『007は二度死ぬ』に出てくるスロープです(空中写真【B】)。ただ、このスロープは以前に下記の当ブログ記事にてご紹介した通り、現存しません。現在は「ニューオータニ ガーデンコート」が建っています。

特撮ロケ地巡り~東京・赤坂見附編③(ホテルニューオータニ~その2)
http://tokusatsu.way-nifty.com/blog/2012/11/2-4f6a.html

(2015年7月2日/2016年7月6日撮影)

◆ホテルニューオータニ東京
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国土地理院ホームページ 空中写真MKT666X-C6B-5(1966/06/29)よりトリミング加工

『007はニ度死ぬ』(1967)より
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こちらはスロープへ続く道の入口、「ホテルニューオータニ東京」のザ・メイン正面玄関付近(空中写真【C】)。前回同様、2Fのタクシー乗り場からより本編に近い感じで撮影してみました。本編で中央に見える建物は「弘済会館」(空中写真【D】)です。

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現在は周囲のビルに隠れてしまっていますが、健在です。

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これはザ・メイン1F駐車場付近からパノラマ撮影したものです。ボンドカーとそれを追うクラウンは左手に進みますが、その先は現在、宴会場の搬入口となっていて通行できません。

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もう少しだけ『007はニ度死ぬ』ネタにお付き合いを。「ホテルニューオータニ東京」の日本庭園(空中写真【E】)は、ボンドの協力者・ヘンダーソンの邸宅(ホテル?)の庭園としても使われていたそうです。ただ、庭園自体はリニューアルされているようで(そりゃ50年近く経つので当然といえば当然です…)、当時と似た雰囲気の場所を探しての撮影です。

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さらに劇中に登場する鹿のオブジェが現存するという情報も見つけました。

ぬかるみんさんのブログ:http://nukarumi.jugem.jp/?eid=3306
ボンド命さんのブログ:http://blog.livedoor.jp/ohmss007/archives/1767022.html

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庭園内に「石心亭」という鉄板焼レストランがあり、その裏手に確かにありました。

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ちなみにボンド(演:ショーン・コネリー)を襲った殺し屋は、『帰ってきたウルトラマン』のスーツアクターを務めたきくち英一さんぽいですね。

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殺し屋の相棒が車で待機していた場所は、日本庭園のすぐそばの駐車場でした。

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階段の様子は少し変わっていますが、その先の大きな岩は当時のまま!

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車が走り去る場面に出てくる大木もすぐ近くにあるのですが、実は先ほどの大きな岩はこの道の数十メートル先にあるのでした。

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さらに、日本庭園は日本の公安・タイガー田中が率いる忍者部隊の道場のシーンにも使われていたようです。背後に太鼓橋が見えるこのカットは…

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アングル的には「ガーデンタワー」の宴会場から見たアングルが本編に近い気がします。現在は池や滝などがあり趣が異なりますが、「ガーデンタワー」は1974年に開業しているので、その際に庭園がリニューアルされたのかもしれません。

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こちらのカットの左側に映る春日灯籠も園内に現存していました。鎌倉時代の形式で6角形に十二支の動物が刻まれているという由緒正しい灯籠です。

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それにしても、同じ場所で3つのシチュエーションの撮影が行われていたとは意外でした。長々と『007はニ度死ぬ』について書き連ねてきましたが、本作に登場する2人のボンドガール(若林映子と浜美枝)は、先日4Kデジタルリマスター完全復元版が公開されたばかりの『キングコング対ゴジラ』がきっかけでキャスティングされたという話もあり、ゴジラシリーズとまったく無縁ではないのです(笑)

(2014年3月29日・6月25日/2015年7月2日/2016年3月26日・7月6日撮影)

◆ホテルグリーンタワー幕張
『ゴジラvsモスラ』(1992)より
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閑話休題。コスモスの行方を追って、テレパシーを頼りに赤坂のホテルへとやってきた手塚雅子(演:小林聡美)と三枝美枝(演:小高恵美)。

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本編では、ホテルの外観は「ホテルニューオータニ東京」を模したようなミニチュアとなっていますが、玄関付近の撮影はJR京葉線海浜幕張駅のすぐ近くにある「ホテルグリーンタワー幕張」(エンドロールにクレジットあり)で行われています。

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幕張メッセでの展示会対応で出張した際、実際に宿泊してみましたが、内部についてはセットか別の場所で撮影されているようです。

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火花を散らしたり、瓦礫を落としたりしているので、セットの可能性が高そうです。

(2014年6月10日/2015年6月9日撮影)

◆国会議事堂
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ホテルから離れ、国会議事堂方面へ向かうモスラを迎え撃とうと、国会前に集結する自衛隊。大胆な合成カットです。

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議事堂に激突するモスラ。実際は木が生い茂っていて何だかよくわかりません。

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モスラは衆議院側を破壊します。ちなみにゴジラは第1作で参議院側を破壊しました。ゴジラシリーズでは、ゴジラ、キングコングに続いて3度目の破壊となります。

ゴジラ60周年ロケ地巡り~『ゴジラ』③(札の辻・国会議事堂・石鏡)
http://tokusatsu.way-nifty.com/blog/2014/07/60-6fae.html

ゴジラ60周年ロケ地巡り~『キングコング対ゴジラ』(国会議事堂・熱海城)
http://tokusatsu.way-nifty.com/blog/2014/08/60-6867.html

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議事堂に張った繭から姿を現す成虫モスラ。


実は、モスラが国会議事堂に繭を張るという設定は、1961年に公開された『モスラ』の原作小説『発行妖精とモスラ』(福永武彦、堀田善衛、中村真一郎共著) にルーツがあり、東宝出版事業室発行『東宝SF特撮映画シリーズ VOL.2 モスラ/モスラ対ゴジラ』(1985初版)に掲載された初期の絵コンテにも、議事堂に繭を張るモスラが描かれています。余談ですが、先日7月30日はモスラ生誕55周年の日でしたね。

『ウルトラマンタロウ』第33話「ウルトラの国 大爆発5秒前!」(1973)より
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『ゴジラvsモスラ』には深沢重樹教授の役で篠田三郎さんが出演していますが、篠田さんつながりで『ウルトラマンタロウ』第33話から。栄一少年がテンペラー星人に「ウルトラマンボール」を投げつけるシーンも国会議事堂前で撮影されていました(下の地図【B】)。

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撮影当時はそれほどでもなかったのかもしれませんが、現在は警察の警備が物々しいです。


「ウルトラマンボール」は、市販のパラシュート玩具を改造したものだったようです。先日発売された『オール・ザット ウルトラマンタロウ』の「ウルトラマンボールの謎を追え!?」という記事で、当時のプロップ写真とともに詳しく触れられています。

※拡大してご覧ください

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続いて大谷博士とZAT隊員に乗り移ったウルトラ兄弟が登場するシーン。上の地図で示すように、国会前の道路で中央分離帯が切れている場所は2か所(【C】【D】)あるのですが、分離帯と街路樹の位置関係などが比較的一致するのはこの場所でした。

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国会前庭の南庭の門のすぐそばです(地図【C】)。

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このカットもおそらく【C】付近だと思われます。大胆にも道のど真ん中での撮影。現場写真は横断歩道(地図【E】)から望遠で撮影しました。もともと交通量がそんなに多い道ではありませんが、今ではなかなか厳しいと思われます。時代を感じます。

(2014年6月25日/2016年7月6日撮影)

今回も例によって長い記事になってしまいました。お付き合いいただき、ありがとうございました。次回は『ゴジラvsモスラ』のラスト、横浜編です。

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