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2013年7月21日 (日)

特撮ロケ地巡り~東京・千代田区編②(ウルトラQのロケ地を訪ねて)

前回に続いて千代田区編の第2弾。今回は『ウルトラQ』のロケ地探訪です。

◆日比谷
『ウルトラQ』第4話「マンモスフラワー」(1966)より
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皇居のお堀に浮かぶ“妙なモノ”を見る人々。
この第4話は、『ウルトラQ』の制作第1話であり、主人公・万城目淳を演じた佐原健二さんの著書『素晴らしき特撮人生』や、江戸川由利子役の桜井浩子さんの著書『ウルトラマン青春期』によると、この皇居のお堀前のシーンからクランクインしたそうです。

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場所は日比谷の交差点付近。人々の後ろに見える建物は「第一生命館」です。
終戦後、GHQに接収され、総司令部本部として使用された歴史ある建物で、東京都の歴史的建造物にも選定されているそうです。1989年から1995年にかけて、増築・改装が行われ、現在は「DNタワー21」という名称になっています。

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お堀に浮かぶ“妙なモノ”(=巨大植物ジュランの根)の合成カット。
当時と同じ木なのかどうかは不明です。

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このお堀は「日比谷豪」というそうです。
眺めていると、ジュランの根ではありませんが、何やら動くものが……

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鯉でした(^_^;)

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突然動き出した根に驚く人々。カメラ位置をもう少しだけ右にずらすべきでした…。

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水しぶきをあびる万城目たち。
日比谷通りは現在、中央分離帯が整備され、大きく様変わりしています。

◆東京駅(丸の内口)~丸ビル・新丸ビル
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同じく第4話より、東京駅です。本編で、カメラはこのあと右へとパンします(後述)。
右手奥の「東京中央郵便局」は現在も変わっていませんが、先の「第一生命館」と同じように旧局舎を一部保存する形で、2012年に「JPタワー」として超高層ビルに生まれ変わりました。

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東京駅も、丸の内側の赤レンガ駅舎を開業当時の3階建てに復原する工事を、2012年に終えたばかりです。

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先の東京駅のカットの続きです。左奥が「丸ビル(旧丸ノ内ビルヂング)」、右手前が本編で「東京広告社」があったとされる「新丸ビル(旧新丸ノ内ビルヂング)」です。
「丸ビル」は2002年に「丸の内ビルディング」に、「新丸ビル」は2007年に「新丸の内ビルディング」として建て替えられています。
ウィキペディアによると、「オフィスビルの低層階を一般客に開放し、ショッピングモールとして展開する形態は、当ビルが日本においては先駆的に導入した」とあり、『ウルトラQ』においても近代的なイメージの象徴として使われたのかもしれませんね。

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開花したジュランを「新丸ビル」越し捉えたカット。おそらく、新しい「新丸ビル」の方がジュランよりも大きいでしょうから、現在これだけ再開発が進む東京では、再びジュランが開花したとしても何の脅威にもならないかもしれません。
⇒このカットは「新丸ビル」越しではなく、「旧日本国有鉄道本社ビル」(現在の「丸の内オアゾ」)越しのカットであることが判明しました。情報を提供いただいた方に感謝いたします。また上京した折に、改めて検証したいと思います。(2013年11月4日追記)

◆御茶ノ水
『ウルトラQ』第11話「バルンガ」(1966)より
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これも千代田区ということで、最後は御茶ノ水駅近くの聖橋から撮影されたこのカット。
地球上のあらゆるエネルギーを食い尽すバルンガが地球を離れた後、止まっていた地下鉄丸ノ内線が動き出すというラストシーンです。それにしても、東京の街の移り変わりってすごいですね。

(2013年4月28日撮影)

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コメント

はじめまして、
私は埼玉県内に住んでるみやのこと申します。
まず、開花したジュランが新丸ビル云々という記述ですが、たいへん失礼ながら新丸ビルではなく、とうじの日本国有鉄道本社ビル(旧鉄道省,のちの東日本旅客鉄道本社ビル)であり、現在では丸の内オアゾが建ってる場所であります。
因みに「マンモスフラワー」に於いて、赤レンガ建物で往年の一丁ロンドンのひとつの名建築だった三菱東九号館(初代三菱一号館)もチラリながら映ってますけど、近年新しく再建された2代目三菱一号館を見るたびにあの時代にタイムスリップした気分を味わうことが出来るからイイです。
それでは、私はこの辺にて失礼します。

みやのこさん、ご指摘ありがとうございます。
映像をよく見直すと、確かに日本国有鉄道本社ビル(現・丸の内オアゾ)付近ですね。
冒頭の「東京広告社」のカットのイメージが強く残っていたので、同じビルだと勘違いしてしまいました。また、上京した折に確認してみたいと思います。

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